【2025年最新版】防犯カメラの種類と選び方の完全ガイド
こんにちは、デンキサイトです!
このページでは、防犯カメラをこれから導入しようかと考えている方に向けて、
種類や選び方のポイントをわかりやすくまとめました。
この記事でわかること
- 防犯カメラの主な種類とそれぞれの特徴
- 設置場所別・用途別の選び方
- 機能や性能をチェックする際のポイント
- 設置時に守るべき法律やマナー
- 失敗しない購入・設置のコツ
- よくある質問と回答
「いろいろ種類がありすぎて、何を選べばいいのかわからない…」
という方でも、読み終わるころには方向性がバッチリ決まるはずです。
結論
防犯カメラを選ぶときは、
- 目的:何のために設置するのか
- 設置場所:屋外か屋内か
- 必要な機能:夜間撮影・スマホ連動など
- 予算
この4つを先に決めれば、選択肢は一気に絞れます。
設置方式は、安定性重視なら有線・手軽さ重視ならワイヤレスが基本の考え方です。
まずは「何のために設置するのか」をはっきりさせましょう
防犯カメラって、ただ何となく付けるものではありません。
目的がはっきりしていれば、選ぶ機種や機能が自然と絞れてきます。
例えば、
- 犯罪を防ぐため(空き巣や車上荒らし、いたずら防止)
- 万が一の証拠を残すため(トラブル発生時の映像記録)
- 家族の安全を守るため(高齢者やお子さん、ペットの見守り)
- 店舗や事務所の管理を効率化するため


防犯カメラの種類と特徴
設置場所で分ける
- 屋外用
雨やほこりに強く、耐久性の高いタイプ。玄関先、駐車場、工場の外周などにおすすめ。
IP66以上の防水防塵性能があると安心です。 - 屋内用
室内向けでデザインがすっきりしているものが多いです。事務所や店舗内、リビングや玄関ホールなどに向いています。
屋外用カメラと屋内用カメラの比較
用途に合わせて最適なタイプを選べるよう、設置場所・耐久性・工事難易度などの観点で整理しました。
項目 | 屋外用カメラ | 屋内用カメラ |
---|---|---|
設置場所 | 玄関・駐車場・建物外周・工場敷地など。侵入経路の可視化に最適。屋外に適合 | 店舗内・事務所・住宅のリビング/玄関ホールなど。見守りやオペレーション監視に。 |
耐候性 | 防水・防塵(IP66以上推奨)、直射日光/降雪/粉塵に強い設計。 | 防水は不要。簡易防塵レベルで十分。屋外設置は非推奨。屋外不可 |
デザイン | 堅牢でやや大きめ。抑止力重視のデザインが多い。 | コンパクトで室内に馴染む。ドーム型など目立ちにくい形状が人気。 |
設置工事 | 配線/固定の外構工事が必要なケースが多い。足場・高所作業に留意。 | 比較的容易。電源とネットワークが確保できれば短時間で設置可。 |
機能 | 赤外線LED・広角・強耐候筐体・防破壊カバー等、屋外監視特化機能。 | 広角・高画質・PTZや音声通話など室内見守り向け機能が充実。 |
価格帯 | やや高め(耐久性・筐体コストが上乗せ)。 | 比較的リーズナブル。初期導入のハードルが低い。 |
目的 | 犯罪抑止/侵入検知/駐車場監視/出入口の証跡確保。 | 店舗オペレーション監視/家庭の見守り/来客対応の補助。 |
ひとこと判断 | 外回りの安心を最優先するならこちら。 | 室内の様子を自然に記録・見守りたいならこちら。 |
🤔IP66って何?
防塵・防水性能を表す国際規格(IEC規格)の等級です。
- IP:International Protection(国際保護等級)の略
- 最初の数字「6」:防塵等級。6は「粉塵が内部に入らない完全防塵」
- 2つ目の数字「6」:防水等級。6は「強い水流を浴びても有害な影響がない」
つまり、ほこりが全く入らず、台風や高圧ホースの水でも壊れないレベルです。
屋外防犯カメラや屋外用EV充電器でよく使われる基準ですね。
形で分ける
- ドーム型
見た目がスマートで、どこを撮っているのか分かりにくい。店舗や施設によく使われます。 - ボックス型
カメラだと一目でわかる形で、抑止効果が高いです。工場や倉庫の入り口などにおすすめ。 - PTZ(パン・チルト・ズーム)型
カメラの向きやズームを遠隔で操作でき、広い範囲を監視したいときに便利。
ドーム型・ボックス型・PTZ型の比較
項目 | ドーム型![]() | ボックス型![]() | PTZ型![]() |
---|---|---|---|
外観・設置感 | 天井や壁に馴染むスマートな外観。目立ちにくい。 | 存在感があり、監視意識を与えやすい。 | 可動部が目立つ大型筐体。設置場所の確保が必要。 |
向いている用途 | 店舗内・オフィス・マンション共用部など。 | 出入口・駐車場・外周監視など。 | 広場・工場・駐車場・イベント会場など。 |
接続方法で分ける
- 有線タイプ
通信が安定していて長時間録画に向いています。工事は必要ですが、映像が途切れにくいのが魅力です。 - ワイヤレスタイプ
配線工事が不要で設置場所を選びません。引っ越しや模様替えが多い方にはこちらが便利です。
有線カメラとワイヤレスカメラの比較
配線方式による違いを、設置性・安定性・コストなどの観点で比較しました。
項目 | 有線カメラ | ワイヤレスカメラ |
---|---|---|
接続方式 | LANケーブルまたは同軸ケーブルで直接接続。安定性が高い。 | Wi-Fiまたは無線電波で接続。配線不要で設置自由度が高い。 |
映像の安定性 | 通信が安定し、遅延や映像途切れが少ない。 | 電波干渉や距離により映像が乱れる場合がある。環境依存 |
設置工事 | 配線工事が必要。壁・天井の穴あけ作業が発生する場合あり。 | 電源があれば設置可能。工事がほぼ不要。 |
電源供給 | PoE対応ならLANケーブル1本で給電・通信可能。 | ACアダプターやバッテリーで駆動。バッテリー式は充電が必要。 |
セキュリティ | 外部からの侵入リスクが低く、セキュリティ面で優れる。 | 無線暗号化必須。電波傍受リスクを考慮。 |
価格帯 | やや高め(工事費含む)。長期利用ではコスパ良好。 | 本体価格は安め。初期導入コストが低い。 |
向いている用途 | 常時監視・大規模施設・商業施設・重要拠点の防犯。 | 家庭用・小規模店舗・設置場所を頻繁に変える用途。 |
ひとこと判断 | 安定性重視なら有線。 | 手軽さ重視ならワイヤレス。 |
選び方のステップ
防犯カメラの選び方フローチャート
① 目的と設置場所を決める
どこをどう映したいのかを決めましょう。防犯なのか、見守りなのか、記録用途なのかで選択が変わります。
② 必要な機能を洗い出す
夜間撮影やスマホ連動など、欲しい機能を書き出して優先順位をつけます。
③ 予算を決める
家庭用は1〜3万円、業務用は5万円以上が目安です。機能や耐久性とのバランスを見て設定します。
④ 設置方法を決める
自分で設置するか、業者に依頼するかを検討しましょう。配線や高所作業が必要な場合は業者依頼が安全です。
設置時の注意点
プライバシーへの配慮
設置場所やカメラの向きによっては、隣家の敷地や通行人が頻繁に映り込む可能性があります。
必要以上に道路や他人の敷地を映すと、プライバシー侵害としてトラブルになることがあります。
- カメラの角度調整やレンズ交換で映す範囲を絞る
- モザイク機能やプライバシーマスク機能を活用する
- 必要に応じて設置位置そのものを見直す
標識掲示の義務
自治体によっては、防犯カメラや監視機器を設置する際に「監視中」「防犯カメラ作動中」などの標識掲示が義務付けられている場合があります。
- 地域の条例や管理規約を確認
- 規定サイズや文言に従った標識を設置
- 標識は見やすい位置に設置する(視認性が大切)
音声録音の制限
カメラによっては映像だけでなく音声も記録できる機能がありますが、音声録音は法律上制限を受けるケースがあります。
- 無断での会話録音は「通信の秘密の侵害」や「プライバシー侵害」にあたる可能性
- 業務現場で録音する場合は従業員や利用者への周知が必要
- 音声録音機能は必要な場合のみ有効化する
失敗しないためのコツ
価格だけで選ばない(耐久性・サポート重視)
安い製品は魅力的に見えますが、耐久性やサポート体制が不十分な場合があります。
設置工事や本体価格だけでなく、
- 耐用年数
- 部品交換の可否
- サポート窓口の対応品質
なども含めて総合的に判断しましょう。長期的には信頼できる製品・業者を選ぶ方が結果的にコスト削減につながります。
保証やアフターサービスを確認
購入前に必ず保証期間と内容をチェックしましょう。
- 保証期間は1年か、3年以上あるか
- 無償修理の条件
- 出張対応の有無
アフターサービスがしっかりしている業者なら、トラブル時も安心です。
実績のある業者や販売店を選ぶ
施工や設置が必要な場合は、過去の実績を確認しましょう。
- 施工件数や導入事例
- 同じ用途・環境での設置経験の有無
- 顧客の口コミや評価
経験豊富な業者は、現場の課題に合わせた的確な提案や設置ができます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 屋外用の防犯カメラはどんな性能が必要ですか?
A. 防水・防塵性能IP66以上を推奨です。真夏の直射日光や冬の雪にも耐えるものを選んでください。
Q2. ワイヤレスカメラは電波が弱いと使えませんか?
A. Wi-Fiの届く範囲ならOKです。距離がある場合は中継器で改善することが可能です。
Q3. 夜間もカラーで撮影できますか?
A. カラー暗視対応モデルなら可能です。通常は赤外線で白黒になります。
Q4. 工事は必須ですか?
A. 有線は電気工事が必要です。ワイヤレスは自分で設置可能な場合があります。
Q5. 録画データはどのくらい保存できますか?
A. SDカードは数日〜数週間、クラウドはプランにより1〜30日程度です。
Q6. 設置場所は自由ですか?
A. 基本的には自由ですが、プライバシー侵害に注意してください。
Q7. 防犯カメラの寿命は?
A. 5〜7年が目安です。屋外設置は環境により短くなることもあります。
Q8. 電源がない場所にも設置できますか?
A. ソーラー式やバッテリー式で対応可能です。
Q9. 映像はスマホで見られますか?
A. スマホ連動モデルならアプリ経由で可能です。
Q10. レンタルと購入どちらが得ですか?
A. 短期ならレンタル、長期なら購入が割安になります。
まとめ
防犯カメラ選びは「目的」「設置場所」「機能」「予算」の4つを整理することが第一歩です。
下記のチェックリストを活用して、自分の目的に合った防犯カメラを選びましょう。
防犯カメラ設置チェックリスト
チェック | 項目 | ポイント |
---|---|---|
設置目的の明確化 | 防犯・見守り・業務監視など、目的を決める | |
設置場所の選定 | 屋外/屋内、死角の有無、電源・通信環境を確認 | |
カメラタイプの選択 | ドーム型・ボックス型・PTZ型・有線/無線など | |
画質・夜間性能の確認 | フルHD以上推奨。赤外線や暗視性能も確認 | |
防水防塵性能 | 屋外はIP66以上が望ましい | |
録画方式の選択 | クラウド型・レコーダー型・SDカード型など | |
法的注意点の確認 | プライバシー配慮、音声録音制限、標識掲示義務 | |
業者選定 | 実績・保証・アフターサービスの有無を確認 | |
設置工事の計画 | 配線ルート、足場、安全対策の検討 | |
設置後の動作確認 | 映像・音声・録画・通知機能の動作チェック |
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