お世話になっております、デンキサイトです!
突然ブレーカーが落ちて部屋が真っ暗に…。
そんな経験ありませんか?
この記事では、
ブレーカーがよく落ちるけど、原因がわからない…
といったお悩みをお持ちのあなたに、ブレーカーが落ちる代表的な原因7つと、対処法・予防策を徹底解説します。
1. ブレーカーの基本構造を知ろう
まずは「なぜ落ちるのか?」を知るために、ブレーカーの役割を理解しておきましょう。
ブレーカーには主に3種類あります。
- 主幹ブレーカー:家全体の電気を制御する
- 漏電ブレーカー:電気が漏れている場合に遮断する
- 安全ブレーカー:部屋ごとの電気回路を管理する

2. ブレーカーが落ちる7つの原因

2-1. 電気の使いすぎ(容量オーバー)
もっともよくある原因は「同時に多くの電気を使いすぎること」。
実際に多くの人が経験するのが、この現象ではないでしょうか?(私もよくあります😅)
特に冬場や夏場はエアコン・電子レンジ・ドライヤーなどが重なり、アンペア容量を超えてしまいます。

2-2. 漏電
漏電とは、本来通るべき配線以外の場所に電気が流れてしまう現象です。
絶縁体が劣化したコードや、水気のある場所での家電使用が主な原因となります。
例えばこんなケース、心当たりありませんか?
🔌ケース①:洗面所でのヘアアイロン使用
湿気の多い洗面所でヘアアイロンを使用したあと、そのままコンセントを差しっぱなし。
水蒸気が内部に入り込み、徐々に絶縁が劣化。ある日、何もしていないのにブレーカーが落ちた…。
🐶ケース②:ペットがコードをかじっていた
リビングで犬や猫が延長コードをカミカミ…。被膜が破れて中の銅線がむき出しに。
その部分が床の金属部分や水分に触れて漏電し、ブレーカーが作動。
チェックポイント(自宅で確認してみましょう)
☑️コンセント周辺に濡れたタオルや水滴がついていないか
☑️湿気の多い場所で家電を長時間つけっぱなしにしていないか
☑️ペットがコードをかじった形跡がないか
☑️使用していないコードは抜いているか

2-3. 家電の故障
古くなった家電製品は、内部でショートや異常電流が発生することがあります。
その結果、ブレーカーが安全のために落ちることがあります。

2-4. 配線のショート
壁の中の配線が傷んでショートしていると、目に見えない場所で問題が起きていることも。
この場合、DIYでの修理は厳禁です。感電リスクがあります。

2-5. 経年劣化(ブレーカーの寿命)
ブレーカー自体にも寿命があります。
通常は10〜15年ですが、古い住宅では30年以上使われているケースも。
動作不良や誤作動の原因になります。
2-6. 雨漏り・湿気の侵入
屋根や壁からの雨漏りによって、配電盤に水が入り込むと漏電やショートが発生します。
特に6月〜7月の梅雨時期や8月〜10月の台風シーズンは注意が必要です。
2-7. 地震や振動による安全装置作動
最近では、地震時に自動で電気を止める感震ブレーカーも普及しています。
小さな揺れでも作動することがあるため、直近の地震情報を確認しましょう。
3. ブレーカーが落ちたときの正しい対応手順
以下のステップで落ち着いて対処しましょう。
- すべてのブレーカーを「OFF」にする
- 主幹ブレーカーを「ON」に戻す
- 各部屋の安全ブレーカーを1つずつ「ON」にする
- どのブレーカーで落ちるかを特定する
- 該当する回路の家電やコードを確認する
4. 専門業者に相談すべきケース
以下のような場合は、すぐに電気工事業者に相談しましょう。
- 繰り返し同じブレーカーが落ちる
- 焦げ臭いニオイがする
- 雨漏りや湿気による異常が疑われる
- ブレーカーが古く交換時期を迎えている
💡修理費用の目安:
軽微な修理:5,000〜10,000円程度
ブレーカー交換:15,000〜30,000円前後
5. 予防するためにできること
- 家電の使用バランスを意識:電子レンジとドライヤーは同時使用しないなど
- 年に1回は配電盤の点検:異常がないか確認
- 古い家電は定期的に買い替え:特に10年以上のものは注意
- 分電盤にラベルを貼る:どのブレーカーがどの部屋かを明記

6. よくある質問
Q. 何もしていないのにブレーカーが落ちるのはなぜ?
A.実際には「何もしていない」ように見えて、冷蔵庫や給湯器などの家電が動作していた可能性があります。ほかにも、漏電やブレーカーの劣化で自動的に落ちることもあります。専門業者による点検をおすすめします。
Q. 自分で修理しても大丈夫?
A.実は電気工事をするには資格がいるんです。電気工事士を取得していない人が工事をすると、法律違反になってしまいます。感電の危険もあるためご自身での作業は絶対に避けましょう。
Q. 電気の使いすぎか、漏電か、どうやって見分ける?
A.主幹ブレーカーと漏電ブレーカーのどちらが落ちたかで判断できます。
主幹ブレーカーのみが落ちた → 電気の使いすぎ
漏電ブレーカーも落ちている → 漏電の可能性大
Q. 一度落ちたブレーカーを上げても、すぐにまた落ちる…これって危ない?
A.非常に危険です。繰り返し落ちるということは「異常が続いている」状態。無理に何度も上げると火災の原因になる恐れがあります。速やかに電気工事業者に相談してください。
Q. 賃貸住宅に住んでいても、ブレーカーのトラブルは自分で対応すべき?
A.原因が家電の使いすぎなど入居者側にある場合は、まず自分で対応します。
ただし、配線やブレーカー本体の劣化・故障が疑われる場合は、管理会社または大家さんへ速やかに連絡しましょう。
Q. 「ブレーカーを上げたのに電気がつかない」ときはどうすればいい?
A.以下の可能性があります:
・電球・家電が故障している
・ブレーカーのONが不完全(カチッと音がするまで上げる)
・二次的に安全ブレーカーが落ちている
それでもダメな場合は電気工事業者に連絡をしてください。
Q. ブレーカーが落ちたとき、電力会社に連絡すべきですか?
A.ブレーカーが落ちた原因が「家の中」の問題(使いすぎ・漏電・故障など)であれば、電力会社ではなく電気工事業者に相談してください。一方、地域一帯が停電している場合は、電力会社の停電情報やコールセンターに連絡しましょう。
7. まとめ|「ブレーカーが落ちる=異常」ではないが、放置は危険
ブレーカーが落ちるのは、あなたや家を守るための安全装置が働いている証拠。
とはいえ、
「同じブレーカーが何度も落ちる…」
「原因が全くわかならない…」
という状態を放置すると、火災や感電のリスクにつながります。
原因を正しく知り、必要に応じて専門業者に相談することが安心・安全の第一歩です。
デンキサイトでは、漏電調査からブレーカーの修理・取り替え、分電盤の修理・取り替えまで幅広く対応しております。
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シロ柴
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